大学編入

「高専から大学編入」という学歴の希少価値の高さ【引く手あまた】

「高専から大学編入」という学歴の希少価値の高さ【引く手あまた】
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受験生
受験生

高専から大学編入って、最終学歴を上げる以外に何かメリットがあるのかなぁ?世間の目から見てどのようなイメージなんだろうか?

本記事は、漠然と大学編入に興味がある高専生、あるいは、高専に興味のある中学生向けです。

この記事を読むと、より編入への興味が湧くと思います。読んだ後は即行動してみましょう。

本記事のテーマ

高専から大学編入というルートは非常に希少価値が高い!」ということを実際に大学編入後、大手メーカーとスタートアップの両方経験した現役エンジニアが振り返りながら解説します。

「高専から大学編入」という学歴の希少価値の高さ

「高専から大学編入」というキャリアパスの希少価値

今自分は超希少価値の高いルートを選べる立場にある

現役高専生はこれを一度認識しておくべきです。

2つの観点から高専から大学に編入するという希少価値がどれほどのものなのかを解説します。

数字で見る希少価値の高さ

結論から言うと、同学年の中で「高専⇒大学編入」という学歴をたどるのは、

0.2%

しかいません。

0.2%ですよ?1000人に2人しかいないんです。

計算式
  • 高専生:約1万人/学年⇒約20%(2000人)が大学に編入
  • 高校生:約100万人/学年

⇒2000 / 101万 x 100 = 0.2%

※1:独立行政法人国立高等専門学校機構資料より

※2:文部科学省資料より

めちゃくちゃ希少価値高いの、伝わりましたか?世間の0.2%しかたどらないルートの入り口にあなたは今立っています。

世間の反応で感じる希少価値の高さ

高専を知らない人も多い

高専から大学に編入するというルートは高専生界隈であれば常識ですよね。しかし、それはあくまで身近に高専関係者が多い環境にいるからであることを忘れないでください。

筆者の経験では、大学までは高専の存在を知っている人が多数派でしたが、就職してからはむしろ少数派になりました。

会社に入ってからいろんな人と大学時代の話になったときに、「え、そんなルートあるの!?そもそも高専すら知らなかった」と反応する人も割と普通にいました。

そもそも高専自体の知名度がそもそもマイナーであるため、さらに「高専から大学に編入」というルートまであるというのは、世間的にはほとんど知られていないのではないかと思います。

「高専生=優秀」というイメージが定着している中での「編入」

知人に高専出身であるという話をすると、大体の人が「高専の人って優秀だよね~」という反応をしてくれます。

実際、高専に入る段階で進学校並に偏差値が高いので、高専には優秀な人が集まるのは事実だと思います。そこから「さらに大学行ったんですね、すごいな~」と驚かれることが多く、編入するというルートを選んで正解だったと思うことが多々ありました。

筆者が就職して感じた大学編入のメリット4選

筆者が感じた大学編入のメリット5選

「大学編入すると就職に有利」みたいな話は耳にしたことがあると思います。しかし、「実際どう有利なのか?」そのあたりがふわっとしていませんか?

筆者が就職して大手メーカやスタートアップ企業で開発をしていくにあたり、「高専から編入というルートを選択してよかった」と感じたことを4つ挙げます。

①職種の幅が広がる

高専卒業後に就職した場合と比べた場合の話です。

高専卒であれば、現場に近い部署に配属されることが多いです(もちろん会社によりますが)。

もし研究開発職を希望しているのであれば、確実に大学に行くことをおすすめします。理系の場合、大手メーカーが採用するのは修士卒が多く、研究所に配属されるのはほとんどが修士卒または博士卒です。

②昇給スピードが速い

これも①同様高専卒業後に就職した場合と比べた場合の話です。

筆者が前職で勤めていた大手精密機器メーカーでは、修士卒と高専卒では「給与テーブル」(どの程度の年齢でどの程度昇給していくか)が全く違いました。おそらく、どこの大手企業も同じように最終学歴によって給与テーブルを分けていると考えられます。

もちろん一概には言えない部分もありますが、もし同じ会社でずっと務める場合、生涯年収は高専卒で就職した場合よりも大学卒のほうが高いということになります。

③大学で専攻を変えると武器が二つに

筆者は、電気電子工学科から、電気情報系の学科に編入しました。大学でも同じく電気電子を専攻したのですが、今思うと「情報系に専攻を変えておけばよかった」とも若干感じています。なぜなら、

  • 同じ専攻の場合、授業や実験はほとんど高専の復習であった
  • 専攻を変えれば違う分野も習得でき、武器が2つになる

からです。

電気電子を高専で勉強した場合は、大学で情報工学を学んでおけば、就職して「ハードウェア回りもソフトウェア回りも幅広くわかっている」と評価され、より仕事の幅も広がってくると思います(あくまで筆者の考えです)。

もちろん、強く専門性を磨きたい場合はわざわざ専攻を変える必要はありません。

④履歴書で「高専」「編入」という文字が輝く

大企業では管理職クラスにならないと経験できない採用活動ですが、スタートアップ企業では、普通にエンジニアの採用活動に参加しています。

その中で、転職サイトに応募してくる方の履歴書を拝見することが多くあるのですが、まず「高専」「編入」の2つのキーワードがないかを見ます。筆者自身がそのルートであったということもありますが、実際にそのような学歴であれば安心して面接に進むことができるというのも事実です。

まとめ:0.2%の希少価値を全力で生かそう

高専から大学編入というルートは、自分が思っている以上に希少価値が高く、世間からも一目置かれる存在です。それを改めて認識して、自身を持って大学編入に挑みましょう。

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本ブログでは、大学編入に関する疑問を解決できる記事を多く執筆しています。

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このブログを書いている人
えぬ
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N日後にムキムキになるエンジニア
WebアプリエンジニアとしてIoTシステムを開発中。30代折り返し。 趣味(モノづくり、プログラミング、筋トレ)や子育てのことを主に記事にします。 TOEIC: 900点/第一級陸上無線技術士/第3種電気主任技術者/技術士一次試験合格/基本情報技術者/第2種電気工事士/デジタル技術検定2級(情報・制御)
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