【大学編入】経験者が語るつらかったこと5選【不安な人必見】
大学編入後の生活が不安だな…
授業についていけるかわからないし、一人暮らしも初めて。
友達できなかったら卒業できないかも…
大学編入後の生活って、心配になりますよね。
周りに知り合いも少ないですし、そもそも編入生自体の数も少ない…
この記事では、大学編入後に「つらい」と感じた以下の内容について、私の体験を踏まえて解決策を解説しています。
- 友達がなかなかできない
- テストの過去問入手に苦労する
- サークルになじめない
- 料理ができない
- 大学生のノリについていけない
私は、高専から九州大学の工学部へ編入を経験しています。
周りに知り合いもほとんどいない状態からスタートし、初めての一人暮らしでした。
最初の方は環境に馴染めず、「つらいな…、実家に帰りたいな…」と毎日思っていました。
しかし、本文に書いたような心掛けを行っていくことで、仲のいい友達もでき、第一希望の企業に内定をもらうこともできました。
本記事を読むと、悔いのないキャンパスライフを送ることができますので、ぜひ読んでみてください。
【編入経験者が語る】大学編入後「つらい」と感じたこと5選&解決策
編入して初めての一人暮らしとなる人も多いと思います。
まったく知らない土地に一人暮らし…誰もが不安になる状況です。
特に編入生はそもそも数が少ないうえ、「すでに出来上がっている関係性」の中に入っていく必要があるため、内部生が受け入れてくれるのか不安ですよね…
特に、
- 友達がなかなかできない
- テストの過去問入手に苦労する
- サークルになじめない
- 料理ができない
- 大学生のノリについていけない
といったことに苦労する編入生が多いと思います。
順にみていきましょう。
①友達がなかなかできない
おそらく編入生はほとんどの人が抱えているであろう悩みが
「友達がなかなかできない」
です。
高専時代からの友人が同じ編入先にいる場合は別ですが、最初は一人ぼっちという人が大多数なのではないでしょうか。
友達はいなくても大丈夫
極端な話、友達はいなくても大丈夫です。
今はネット上で簡単につながることもできますし、「必要ない」と感じているのであれば、無理に作ろうとしなくてもいいと思います。
とはいえ、気の合う友達はいるに越したことはないので、友達がなかなかできなくて困っているのであれば以下の記事も読んでみてください。
» 大学編入して友達を作る方法5選【ぼっちでも大丈夫な理由も解説】
研究室に配属されればイベントが盛りだくさん
仮に編入初期の段階でなかなか友達ができなかったとしても、4年生で研究室に配属されてしまえば自然と交流するメンバーが増えていきます。
修士まで行く場合は3年間同じ研究室で過ごすわけですから、自然と仲良くなれますよ。
研究室にもよりますが、研究室生活をとおして色々なイベントが発生します。
例えば、実際に私が所属していた研究室では、
- ソフトボール大会
- 昼休みにバドミントンやテニス
- 年1回の旅行
- ことあるごとに飲み会
- 研究室の大型TVでワールドカップ観戦
- 研究室の大型TVでスマブラ大会
のような様々なイベントがありました。
このようなイベントを通して自然と先輩・後輩や同級生とのつながりができていきますので、積極的に参加しましょう。
②テストの過去問入手に苦労する
「①友達がなかなかできない」とも関連してきますが、友達が少ないとテストの過去問を入手するのが困難になりがちです。
そのようなときの解決策はこちらです。
- 大型のサークルに所属している友達を優先して作る
- 先輩を頼る(高専会・編入会なども利用する)
- 教授と仲良くなる
大型のサークルに所属している友達を優先して作る
私の経験上、「大人数のサークル」に所属しているクラスメートを探して仲良くなっておくと過去問が手に入りやすいです。
例えば、テニスサークルやイベントサークルなどは人数が多いので必然的に同じ学科の先輩が所属しているケースが多くなります。
友達を作る際は、「どんなサークルに入っているのか」ということも考慮してみることをおススメします。
先輩を頼る(高専会・編入会なども利用する)
友達に頼れないとなると、次に頼れそうなのは先輩です。
1個上に同じ高専出身の先輩がいるのであれば、その先輩を捕まえて(研究室に訪問するなど)聞いてみるのもあり。
高専会や編入会といった編入生の集まりに参加してコネを作るのもおススメです。
教授と仲良くなる
友達も先輩も頼れない…という場合、教授と直接仲良くなりましょう。
教授の中には取っつきにくい性格の方もいますが、勉強熱心な学生にはしっかり教えてくれるはずです。
1回の訪問だけだと顔を覚えてくれないと思いますので、できるだけ何度も訪問しましょう。
何度も訪問していると、単純接触効果により、教授から見ても”気になる学生“となることができます。
はじめのうちは興味がなかったものも何度も見たり、聞いたりすると、次第によい感情が起こるようになってくる、という効果。
ある程度仲良くなってきたら、しれっと
「今度の試験のことなんですが…自信なくて…過去問とかあったりしないですよね…?」
と聞いてみましょう。
気に入られていればきっともらえるはずです。
③サークルになじめない
サークルに入ってもなじめないかも…と不安ですよね。
サークル選びにおいては、「編入生でも受け入れられるのか?」という点を見極めることが重要です。
見極める方法は2つ。
新歓コンパに参加してみる
入学したら、サークルの勧誘ビラを配っているエリアに行き、手当たり次第にビラをもらいましょう。
そして、新歓コンパの案内が書いてあったらとりあえず参加してみることをおススメします。
「1年生です!」というとウソになるので「新入生です。」ということで通しましょう
重要なのは「新歓コンパに参加したからと言ってサークルに入らないといけないわけではない」ということです。
新歓コンパの時点で編入生でも歓迎されそうな雰囲気を感じたら、「編入生なんですが」と切り出してみましょう。
また、編入生でそのサークルに入った人がいないかを聞いてみましょう。
もしいる場合は紹介してもらえればいろいろと教えてくれるはずですので、馴染めそうかどうかの判断がしやすくなりますよ。
同じクラスの友達に紹介してもらう
同じクラスで仲良くなった友達がいれば、その友達が参加しているサークルに入るというのもおススメです。
友達の紹介ということであれば馴染みやすいですし、友達の輪も広がりやすくなります。
実際、私もテニスサークルを友達に紹介してもらい、何度か参加させてもらいました。
紹介してくれた友人が私のことをサークルメンバーに紹介してくれるので、めちゃくちゃ心理的ハードルが下がって話が弾んだことを覚えています。
このように、友達のサークルを紹介してもらい、一度一緒に参加させてもらうというのをおすすめします。
④料理ができない
一人暮らしになると、厄介なのが「毎日の食事」ですよね。
今まで実家や寮で当たり前に用意してもらっていた御飯を自分ですべて用意しなければならなくなり、負担も大きいです。
もし、「一人暮らしだし自炊しなきゃ…でも料理ができないんだよな」と思っているのであれば、安心してください。
基本的には料理しなくても大丈夫。
学生の強い味方「学食」をフル活用しましょう。
まずは最低限の準備だけしておく
とはいっても「最低限料理できるようにしたいよね」というのであれば、最低限の準備だけしておきましょう。
- 電子レンジ
- フライパン、フライ返し
- まな板・包丁
- 油、醤油、塩
などです。
一人暮らしするとなったときによくありがちなのが、
「とりあえず調理器具そろえて、調味料とかも色々そろえておく」
というのをやってしまいがちですが、相当料理好きでない限り長続きせず、無駄になることが多いです。
私も、最初張り切ってカレーや麻婆豆腐など作っていたのですが、1カ月ぐらいで面倒くさくなりました。
上にあげたような最低限のものだけ用意しておき、たまに気が向いたら作るぐらいでちょうどいいと思います。
基本的に学食を利用したり、スーパーの総菜を買ったりすれば、何とかなりますので。
自炊の節約効果は正直微妙…時間を有効に使おう
節約のために自炊をする、という考えもありますが、一人分だけ作るというのは正直あまり節約になりません。
例えば、カレーを作ろうとしてジャガイモを買うときにバラで売ってなくて、まとめ買いせざるを得なかった場合など。
余ったジャガイモを冷蔵庫に入れるだけ入れておいて、結局最後まで使いきれずに腐らせてしまう、なんてことありがちです(試験勉強やバイトが忙しくなったりするとすぐに外食メインに切り替わる)。
また、自炊は作るだけでなく片付けもしなければならないため時間を結構使います。
貴重な学生生活を充実させたいのであれば、時間のかからない方法(つまり学食)を利用するのがベストな選択肢だと私は思います。
⑤大学生のノリについていけない
大学生って「ウェーイ!」みたいなノリが普通だと思ってませんか?
安心してください。
私の経験上はそんなことはなくて、一部だけです。
理系の集まりであればなおさらのこと、むしろそのようなノリを苦手とする人のほうが多い気がします。
なので、自信をもって普通に接したら大丈夫です。
まとめ:前向きに考えれば何とかなる
本記事では、以下の5つの不安に対して、私なりの解決策をまとめました。
- 友達がなかなかできない⇒研究室生活で充実させる
- テストの過去問入手に苦労する⇒顔が広い友達 or 先輩 or 教授直接
- サークルになじめない⇒新歓コンパの雰囲気で判断 or 友達の紹介
- 料理ができない⇒基本しなくていい。時間を有効活用すべし。
- 大学生のノリについていけない⇒「ウェーイ」は一部のみ。普通でOK。
そのほかにもいろいろと不安はあると思いますが、考え出したらキリがないです。
高専からの編入生は希少価値が高く優秀なので、自信をもっていれば問題ありません。
希少価値の高さについては 「高専から大学編入」という学歴の希少価値の高さ【引く手あまた】で解説しています。
「なるようになる」と考えて、前向きに進みましょう。
前向きに進むためには、ネガティブな気持を捨てる必要があります。編入してから捨てるべきマインドセットについては、こちらの記事にまとめてありますのでお読みください。
また、これからを大学選びを始めるのであれば、以下の記事がおすすめです。
そして、英語が苦手で「TOEIC対策何したらいいの?」という場合は、以下の記事をお読みください。